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世界の有用木材950種から和名で検索の結果

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2 センダン科(Meliaceeae)
Entandrophragma属
和名・商業名 ユチル
学名 Entandrophragma utile
英名・商業名
別名、現地 代表和名「シポ」、代表英名「Sipo(コートジボワール)」。ウォルナット(ニューギニア)、ウテル、ウテレ、カボン)、シッポ、ユチル、ユティ

ル、Abebay(赤道ギアナ)、Akuk,Utile(ナイジェリア)、Asseng-Assie,Assie(カメルーン)、Assie(カメルーン、Assie,Assi,kosi-

kosi(ガボン)、Kalungi(アンゴラ)、Mufumbi(ウガンダ)、Mvovo,Mufumbi(ウガンダ)、Mvovo,Tshimaie and

Kalungi,Liboyo(コンゴ)、SapeIe,Scented Mahogany、Sipo(ナイジェリア,ガボン)、Sipo,mebrou zuiri(コートジュボワール)、Sipo-

Mahagoni(ドイツ)、Tiama-Mahagoni(ドイツ)、Tshimaje

rosso,Mvovo,Acajo米国po(ザイール)、Utile(ゴールドコースト,英国)、Utile(英国)、Utile,afaukonkonti(ガーナ,コートジボワール)、
主たる分布 西アフリカ(この地区を材質表に掲載 )、中部アフリカ
樹種解説 樹高は60mかそれ以上にも達し、直径2m。長くてまっすぐな幹をもつ。枝下高40m、に達する大高木で5mの板根がある。非常に

幅広い板が採取できる。ユティル(またはシポ)はアフリカ産の木材中傑出したものの一つで、西アフリカのシェラレオネ、コートジポ

アール、ザイール、アンゴラに至る範囲に分布している。蓄積はかなり多い。市場へは主にコートジボワール、コンゴ、ガーナとカメ

ルーンから供給されている。シポという名前はフランス語圏で使われ、英語圏ではユチルと呼んでいる。心材と辺材の色の差はは

っきりとしている。辺材は灰桃色あるいはやや紫色を帯びた褐色で、心材は紫色を帯びた桃褐色である。交錯木理が強く出ている

ので、リボン杢がみられる。やや重硬な木材と言える。材面はサペルに似ているが、肌目は粗く、一般に交錯木理をもつが、縞はも

っと幅広くてあまり装飾的ではない。色調はマホガニー・レッドである。アフリカン・マホガニーよりはかなり重く、サペルよりもごくわず

か重い。乾燥には時間がかかるが、狂いは大きくはない。加工は容易であるが、柾目面を美しく仕上げるためには刃物の角度に

注意が必要である。目止めをすれば仕上がりはよくなる。接着や塗装に問題はない。耐久性はサペルやマホガニーよりも高い。サ

ペリの代替品として用いられ、よくサペリの丸太の中に混入している。用途は化粧用単板、家具材、細工材、キャビネットに用いられ

る。強度と耐久性が高いので、いろいろな乗り物、船や貸車の建造などの構造材として優れている。合板用にロータリー切削され、

その合板は耐久性に加えて強度が高いので、どんな過酷な使用目的にも適している。


1.比重 7+

2.1%当り収縮率 接線方向 5

半径方向 5

3.全収縮率 接線方向 5

半径方向 5

4.曲げヤング係 7+

5.縦圧縮強さ 8

6.縦引張り強さ      --情報なし--

7.曲げ強さ 8+

8.せん断強さ 6

レッドリスト取扱 IUCNレッドリスト1994年版 Ver.

2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説 ・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の

縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。

・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、

推論され、あるいは疑われる。
ワシントン条約
参照・参考 世界の木材900種(1975)、世界木材図鑑(2007)、熱帯産主要木材(1958)木材活用事典(1994)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッ

ドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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